「これ、お願いね」と伝えた仕事が、思っていた形で戻ってこない。そんなときは、相手の能力の話を始める前に、自分が何を共有したかを振り返ってみます。
一つ目は、仕上がり。
「分かりやすくまとめて」だけでは、資料の長さも、必要な情報も、人によって違います。誰が何のために使うのか。どの状態なら、次に進めるのか。完成した場面を言葉にしてみます。
二つ目は、判断できる範囲。
どこまで本人が決めてよいのか。何が起きたら相談してほしいのか。そこが曖昧だと、判断が止まったり、すべての確認が上司へ戻ったりします。
三つ目は、途中で確かめる機会。
締切に初めて確認すると、ずれに気づいても手直しの時間が足りません。いつ、何を見せてもらうかを、任せるときに決めておきます。
イメージしていますか?」
明日一つ試すなら、仕事をお願いしたあとに、相手がどう受け取ったかを聞いてみる。お互いの理解の違いが、次の工夫の入口になります。

