中小企業の労働分配率は80.0%、大企業は57.6%と大きな開きがあります。これは中小企業と大企業の企業間格差が今後ますます大きくなることを明確に表しています。簡単に言うと中小企業は粗利の大半を人件費に投資し2割程度しか他に投資できません。しかし大企業は粗利の半分弱を他(設備や機械、教育)に投資できることから、効率化や環境整備、それらによる生産性向上につなげていくことができます。
でもそのような現状のなか、中小企業の取り組みはいかがでしょうか?従業員の給与設定が感覚や今までの慣習を踏襲している企業ばかり。一番コストの高いところにメスを入れずに備品購入や設備投資に躊躇してばかりこれでは成長どころか、大企業にシェアを奪われ後退の道を進まざるおえないことになりかねません。だからこそ今、「対価の適正化」と「生産性向上」の2点に着手しなければなりません。そこには「人事考課」は必須と考えております。弊社は中小企業の皆さんの成長を支援するために人事考課システムを無料で提供いたします。点数化される仕組みがありますので、それを基に給与や賞与設計を自社でもできるかと思います。ぜひ、多くの企業様にご活用いただけることを願っております。